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ホーム > 部門紹介 > 診療技術部(薬剤科、臨床検査科、リハビリテーション科、中央放射線科、栄養科、臨床工学科、医療技術科) > 中央放射線科 > 核医学検査

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更新日:2023年5月11日

核医学検査

核医学検査について

概要

核医学検査は、ごく微量の放射性同位元素(RI:ラジオアイソトープ)を目印としてつけた医薬品を、注射や内服することによって体の中に入れます。体の中に入った薬が特定の臓器や病変部に取り込まれ、その薬から放出される微量の放射線を体外からカメラで撮影し、画像化したり解析を行うことにより様々な病気の診断などを行います。

詳細

核医学検査装置
GE社製 NM/CT860

核医学検査は、それぞれ目的となる臓器や病気にあった検査薬を使用して検査を行います。
この検査薬は放射性医薬品と呼ばれ、放射線を放出する放射性同位元素(アイソトープ)が目印として極微量含まれています。
放射性医薬品を体内に入れ、アイソトープが放出する放射線をガンマカメラという専用の装置で撮影することにより、目的とする臓器や病気への薬の集まり具合を調べます。
この薬の集まり具合をみることにより、様々な病気の診断を行っていきます。

またこのアイソトープ検査では、放射性医薬品がどこに、どのくらい、どのような速さで集まってくるかを調べることで、位置や形だけでなく臓器の血流や代謝などの機能も調べることができるという特徴もあります。
脳血流や心筋血流、腎臓の機能などの様々な検査を行うことが可能です。

放射性医薬品について

ジーイー社製NM/CT860

特徴

体内に入った放射性医薬品は、尿や便などと一緒に体から排泄されたり、放射線を放出するアイソトープの能力が弱くなったりして、短期間(早いもので数時間、遅くても数日)でなくなっていきます。

副作用

検査で使用される放射性医薬品は、薬としての成分が非常に微量なため薬としての作用(働き)はありませんので、副作用は極めて少なくなっています。10万人あたり0.9~2.7人程度の発生率で、重篤な副作用の発生は報告されていません。
((社)日本アイソトープ協会医学・薬学部放射性医薬品安全性専門委員会)

被ばく

アイソトープ検査では、放射性医薬品を使用するため被ばくは避けられません。しかしながら、検査で使用する放射性医薬品はできるだけ少なく安全に検査できる量を使用しているため、他の放射線を使った検査と比較しても被ばく線量は多くありませんので心配ありません。

核医学検査室からのお願い

核医学検査で使用される放射性医薬品は、それぞれの検査の目的にあったものを検査や注射の前日に注文をして、当日の朝に病院に届けられた薬を使用します。この薬は、有効期限が短いため次の検査まで保存しておくことができません。また、別の検査に使用することができません。
検査が受けられないとわかった時は、病院までお早めにご連絡をお願いいたします。