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更新日:2020年1月17日
整形、形成、眼科、皮膚科に携わっています。皮膚科以外は手術目的で入院される方が多いので、術前の管理から術中術後の管理ということで、急性期からリハビリ期まで幅広く看させていただいています。
雰囲気について、ナースステーションは若いスタッフが多く、和気藹々とやらせてもらっています。上の人にも意見が言える職場環境にあるので、若い人から上の人まで幅広い意見を取り入れることができています。
富士市立看護専門学校に在籍していたとき、実習先がここの病院でした。離職率が低いところや、新人教育が充実しているところに魅力を感じましたし、総合病院なので急性期から慢性期までいろんな患者さんと関わることができて勉強になるというところがきっかけです。
変則2交代なので午後8時くらいに家を出ることもあります。子どもが寝る時間なのですが、「パパ行かないで」と言われることがあり、一緒にいる時間が均一ではなく限られた中で子どもと関わっています。
妻も看護師で、不在のときが多くありますので、家事一般はこなさなくてはなりません。子どもを寝かしつけることもあり、母親の大変さを感じながら育児をしています。家事自体は嫌いではなく、どちらかというと好きな方なので問題なくやれています。妻とは協力をし合いながら子どもの精神的な部分にも気を使っています。
看護学校のときに小児科の勉強をさせてもらいました。妻も小児科にいて、普通の人ならパニックになるところを、「ああ、これは熱性痙攣だ」とか医学的な観点から対処できています。慌てずに対応できるという部分では、看護師をしながらのメリットと言えるかもしれません。
勤務表を作る上でも育児に対する配慮はしてもらっています。病棟の看護長や、妻が所属している看護長に話をさせてもらって、どちらかの勤務ができたときに、もう一方の看護長に勤務予定表を渡しています。本当に考慮してもらっています。最終手段で両親に頼むこともありますが、そういうことは殆どありません。
1年目から3年目までの研修は手厚いと思います。精神的なフォローから実際に使うであろう器具、点滴の使用方法についても研修の中に組み込まれています。認定看護師の講習もあるので、3年目以降であっても、研修に参加することで知識を習得することができるようなシステムになっていると思います。
とても仲が良いです。女性の多い職場ですが、男性同士も結束しています。臨床工学士との関わりもあり、飲み会もします。顔を見ればすぐに分かるし、相談できるような関係性が築けていると思います。
女性が多い職場なので、子どもがいるから大変だよねとか、理解をしてくれています。これから入職される方も、子どもを育てながらだと大変だなとか、急性期の総合病院だから大変だと思うかもしれませんが、その辺りに関しては制度もいろいろ使うことが出来ますし、上司の理解も得られます。
自分が看護をやりたいと思っているのであれば、育児を理由に仕事を辞めるのはもったいないです。この病院であれば、看護を極めつつ子育てもできます。
仕事内容については、患者さんの日常生活ケア、点滴の管理、食事介助や排泄のケア、バイタル測定など多岐に渡っています。5A病棟はとても明るく活発で話しやすい雰囲気がありますので、コミュニケーションは取りやすく、その中で看護をさせていただいています。
富士市生まれということもあって、進学で神奈川県(横浜市)の方にも行きましたが、最終的には地元の地域医療に携わりたいというところでUターン就職に至りました。特に富士市中央病院は規模が大きく、自分自身急性期医療に関わりたいという希望があったため、富士市の中でも中央病院を選びました。
他の病院では手術室勤務に対して、こちらでは病棟看護しかしたことがないので、一概に比較はできませんが、スタッフ同士のコミュニケーションが取りやすいため楽しく仕事をさせていただいています。
調子を崩されて入院された患者さんが元気に退院されるときです。患者さんのご家族も治療に納得しながら入院を経過して、疑問点なく納得して退院できるというところを目指していますが、そのときに、自宅に戻る事ができましたという言葉を聞くと達成感に繋がります。
患者さんやご家族と時間を取ってゆっくり話し合いをしたいと思いますが、様々な処置に対応しているので時間を取って話をしたりケアをしたりできないことが多いです。もう少し関わりを持っていきたいという気持ちは強いですが、やりきれないところもあります。
看護部主催の研修が幅広いのでとても充実していると思います。1年目であれば1年目研修がたくさんあるので、サポートがされています。研修に関しては豊富であると感じます。
どうしても忙しい日々にはなりますが、やりがいがありますので、一緒に学びながらケアをしていければなと思います。