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ホーム > 部門紹介 > 診療技術部(薬剤科、臨床検査科、リハビリテーション科、中央放射線科、栄養科、臨床工学科、医療技術科) > リハビリテーション科

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更新日:2019年4月15日

リハビリテーション科

リハビリテーション科職員

当院では急性期のリハビリテーションを行っています。「理学療法」「作業療法」「言語療法」を行っています。
早期の社会復帰へ向け、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・義肢装具士などと連携を保ちながら脳血管疾患・運動器疾患・呼吸器疾患に対応し援助を行っています。

紹介

以前は、治療が終わってからリハビリテーションを開始することが一般的でしたが、近年では、急な病気や怪我の治療直後または治療と並行してリハビリテーションを行います。早い段階でリハビリテーションを行うことで、寝たきりの防止や、廃用症候群の防止・軽減につながります。
急性期医療を担う当院のリハビリテーションは、脳血管疾患・運動器疾患の他にも呼吸器や循環器疾患など様々な疾患に対応しており、必要に応じて、手術前・手術直後に病棟ベッドサイドやICU(集中治療室)での早期リハビリテーションを実施しています。
次のステップに進んだ時、スムーズな回復に繋げられるよう、体調を考慮しながら、リハビリテーションを効率的に実施しています。
また、富士市は工業が盛んであり、労災事故による上肢や手指の外傷が多いため、多数の上肢の機能回復訓練に介入していることも特徴です。他にも、声が出にくい、声がかすれるといった音声障害に対するリハビリテーションも行っています。
リハビリテーション科スタッフだけではなく、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、義肢装具士と連携し、自宅での生活を始める準備やリハビリテーション専門病院などの紹介も行い、患者さんがより早く退院できるように援助しています。患者さんに寄り添ったリハビリテーションを目指しています。

廃用症候群:寝たきりが原因で発生する褥瘡(床ずれ)、筋萎縮(筋肉がやせること)、関節拘縮(関節が硬くなり動きにくくなること)、廃用性骨萎縮(骨の強度が落ちること)などを指します。

リハビリテーション室

リハビリテーション室

理学療法

起きる・座る・立つ・歩くといった基本動作や、階段昇降や屋外歩行などの応用動作の訓練を行います。人工呼吸器を装着している人や呼吸器疾患の方へ呼吸リハビリや、開胸・開腹術後の無気肺や肺炎などの合併症予防を目的とするリハビリも行います。
また、必要に応じて退院前に、理学療法士が自宅に訪問し、手すりの設置、ベッドの位置や福祉用具の選定などについてアドバイスをしています。

理学療法士によるリハビリ風景1 理学療法士によるリハビリ風景2

対象疾患

  • 脳血管障害 
  • 下肢の骨折 
  • 変形性膝・股関節症 
  • 脊髄損傷・脊椎症などの脊髄疾患 
  • 廃用症候群(安静により動作の遂行が困難になった患者さん) 
  • 呼吸器疾患(慢性呼吸器疾患・人工呼吸器をしている患者さん) 
  • 開胸・開腹術前後 

作業療法

作業活動を通じて、食事・排泄・着替えなどの身の回り動作、家事動作、職場復帰するための作業動作の訓練・指導を行います。必要に応じて自助具(動作が行いやすくなる器具)の紹介や、装具の作製や紹介も行っています。また、障害や生活への不安などの心理面に対する援助や、高次脳機能障害などの目に見えない障害に対しても援助を行っています。
乳がん術後の患者さんに対しては、腕が上がらない、浮腫などの上肢機能障害を予防するため、早期に介入し、予防の指導と上肢機能訓練を行っています。 

作業療法士によるリハビリ風景1 作業療法士によるリハビリ風景2

対象疾患 

  • 脳血管障害 
  • 高次脳機能障害 (脳外傷や脳血管障害後に現れる認知・情動・思考・記憶などの目に見えない障害)
  • 上肢の骨折・外傷 
  • 手指の外傷(腱断裂・骨折など) 
  • 末梢神経障害(神経麻痺など) 
  • 頚椎・頚髄疾患(頚髄損傷・頚髄症) 
  • 乳がん術後 
  • 廃用症候群(安静により動作の遂行が困難になった患者さん) 

言語療法

脳血管障害などによる失語症(理解したり話したり書いたりすることがスムーズにできなくなる症状)や構音障害(口や舌の麻痺により呂律が回らない障害)などの言語障害のある患者さんが円滑にコミュニケーションをとれるよう言語訓練を行います。また、作業療法士と連携して高次脳機能障害に対する訓練も行っています。
嚥下障害(飲み込みの障害)のある患者さんに対して、誤嚥(食べ物が誤って気管に入ってしまうこと)せずに安全に食事が摂れるよう嚥下訓練を行っており、必要に応じてご家族への食事介助などの指導も行っています。 

言語聴覚士によるリハビリ風景1 言語聴覚士によるリハビリ風景2

対象疾患 

  • 脳血管障害(失語症・構音障害) 
  • 高次脳機能障害 
  • 誤嚥性肺炎 
  • 廃用症候群(嚥下障害のある患者さん) 
  • 音声障害

その他

装具について 

  • 療法士と主治医が必要と判断した場合、主治医の処方のもと、装具を作製します。 
  • 毎週火曜日と金曜日に義肢装具士が装具作製や調整を実施しています。

リハビリテーションを受けたい場合 

  • 当院に入院・通院中の患者さんで、リハビリテーションが必要と主治医が判断した場合に受けることができます。リハビリテーションを受けるための基準や期間が決まっているため、主治医にご確認ください。 

※当院にはリハビリテーション病棟はありません。 

在籍医師およびスタッフ

医師

加藤 努
資格・専門分野:整形外科医師、運動器リハビリテーション認定医

諸岡 暁
資格・専門分野:脳神経外科医師

  • その他:呼吸器内科・循環器科医師がリハビリ医療に関わっています。また、週に1回、リハビリテーション専門医によるリハビリ診察を行っています。

スタッフ

理学療法士:10名
作業療法士:7名
言語聴覚士:4名

施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション(1)
呼吸器リハビリテーション(1)
運動器リハビリテーション(1)

認定資格

  • 三学会合同呼吸療法認定士
  • 心臓リハビリテーション指導士
  • NST専門療法士
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 認知症ケア専門士
  • 静岡県糖尿病療養指導士

実施時間

外来リハビリ時間:午前8時30分から午前11時30分まで
入院リハビリ時間:午前8時30分から午後5時まで

※土曜日・日曜日・祝日は休みです。
※完全予約制です。