入院医療費等について

当院では医療費を「包括評価方式（DPC/PDPS）」で計算します。

• DPC/PDPS制度とは、入院されることになった病気（病状）と手術、処置、検査などの組み合わせにより、患者さんの入院治療内容を分類し、厚生労働省が定めた分類で計算する方式です。
• 従来の医療費の計算方式である「出来高払い方式」では、診療で行った検査や注射などの量に応じて医療費が計算されていましたが、DPC制度の計算方法では、病名や手術、処置などの内容に応じた1日あたりの定額医療費を基本とします。

• 疾患や治療によっては、上記DPC制度の適用とならない場合もあります。
• その他個室等の室料や、病衣の代金、紙おむつ代等につきましては当院所定の料金を適用させていただきます。

 

個室・２人室の利用について

個室・2人室を利用される場合は、所定の料金をいただきます。

個室・２人室の利用を希望される患者さんは、「個室の希望について」の書類をご記入のうえお申込みください。使用料（税込）は1日につきの料金となりますが、空室が無い場合にはご利用になれませんので、ご了承ください。

特別室（トイレ、シャワーユニット付）	16,500円
個室（トイレ付）	6,050円
個室（トイレ無）	5,500円
２人部屋	1,650円

 

限度額適用認定証のご案内

７０歳未満の方は、限度額適用認定証をご準備ください。

限度額適用認定申請により一部負担金の上限が以下の金額となりますので、ご提示ください。

認定申請は、下記保険者（保険証の発行元）へお問い合わせください。

• 国民健康保険の方
  お住いの市町村の市役所・役場
  国民健康保険担当課（富士市の場合：0545-55-2751）
• 社会保険の方
  お勤め先または全国健康保険協会（静岡支部：054-275-2770）
• 組合・共済保険など、その他の方
  お勤め先の人事担当、厚生担当等、職場の健康保険担当者

※申請手続きから認定証が届くまで１週間ほどかかります。
※手続きの詳細については各申請窓口にご確認ください。

 

70歳未満の方

標準報酬月額	区分	自己負担限度額（月額）	多数該当
83万円以上	ア	252,600円+（医療費-842,000円）×1％	140,100円
53万円～79万円	イ	167,400円+（医療費-558,000円）×1％	93,000円
28万円～50万円	ウ	80,100円+（医療費-267,000円）×1％	44,400円
26万円以下	エ	57,600円	44,400円
住民税非課税	オ	35,400円	24,600円

 

 70歳以上の方（一般ならびに現役並Ⅲの方は、手続きを行う必要はありません。）

標準報酬月額			区分	自己負担限度額（月額）	多数該当
690万円以上			現役並Ⅲ	252,600円+（医療費-842,000円）×1％	140,100円
380万円以上			現役並Ⅱ	167,400円+（医療費-558,000円）×1％	93,000円
145万円以上			現役並Ⅰ	80,100円+（医療費-267,000円）×1％	44,400円
145万円未満			一般	57,600円	44,400円
住民税非課税		Ⅱ	低Ⅱ	24,600円	ー
住民税非課税		Ⅰ 年金収入80万円以下等	低Ⅰ	15,000円	ー

 医療費のお支払いについて

入院医療費の請求書は、基本的に退院日に作成し、お知らせします。
入院中の方は、毎月月末までの入院費用を、翌月の10日前後にお知らせします。

• 請求は退院日(退院前)に間に合うようにいたしますが、診療内容により後日の請求となることや、退院後に追加請求させていただくことがあります。
• 請求書がお手元に届きましたら、1階の「会計窓口」か、「自動支払機」でお支払いをお願いします。
• 窓口は現金のみの取扱いとなります。自動支払機は現金とICチップのついたクレジットカードがご利用いただけます。ICチップが無いクレジットカードをご利用の方は、医事課までお申し出ください。

取扱時間

会計窓口	8時30分～16時00分（月～金　※祝日を除く）
自動支払機	8時15分～17時30分（月～金　※祝日を除く）

※支払機をご利用できない場合は、医事課窓口にお申し出ください。

• 領収書は、高額療養費の給付・所得税の医療費控除などに必要となりますので、大切に保管してください。なお領収書の再発行できません。必要な場合は支払証明書(有料)を発行しますので医事課窓口にお申し出ください。