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ホーム > 外来診療 > 各種検査について > X線テレビ撮影

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更新日:2020年1月22日

X線テレビ撮影

X線テレビについて

概要

X線を使って体の透視画像を見ながら検査をしたり治療や処置を行います。
バリウムを用いて胃や腸などの消化管の検査や腸重積の治療等を行ったり、いろいろなチューブの挿入や位置の確認、泌尿器科の造影検査、また内視鏡を用いての検査や処置など非常に多岐にわたり行われています。

詳細

  • 泌尿器系X線テレビ 東芝 UDT-500A(12室)
  • 多目的X線テレビ 島津製作所 SONIALVISION G4(13室)
  • 内視鏡X線テレビ室 島津製作所 FLEXAVISION HB(15室)

泌尿器系X線テレビ室
この装置で最もよく行う撮影として、点滴静注腎盂造影法があります。この撮影は、造影剤100ミリリットル(ヨード剤)を点滴法により5分程で注入し、腎盂、尿管、膀胱を、造影剤を注入し始めてから5分後、10分後に撮影して、20分後に排尿してから臥位と立位で撮影します。この他には、逆行性腎盂造影法、逆行性尿道造影法、膀胱造影法、子宮卵管造影法、等に使用します。

泌尿器系X線テレビ装置

多目的X線テレビ室
消化管の検査は造影剤を使って、喉頭造影、食道造影、胃部造影、小腸造影、大腸造影等を行います。大腸造影には注腸法(注腸二重造影法)があり、肛門からバリウムを入れ、後から空気を入れて二重造影にする方法です。
その他には、腸重積の整復、骨折や脱臼の整復、子宮卵管造影、脊髄腔造影、チューブの確認造影などいろいろな検査や処置を行っています。

多目的X線テレビ装置

内視鏡X線テレビ室
この撮影室では、主に内視鏡を用いての検査や処置を行っています。
肺の内視鏡検査では肺の組織や細胞の採取を行ったり、胆道系の内視鏡検査ではERBDやENBD、ESTなどを行っています。

内視鏡X線テレビ装置