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更新日:2024年1月17日

NIPT(母体血胎児染色体検査)について

NIPT(母体血胎児染色体検査)とは

この検査では、妊婦さんから血液を採取し、血液中に浮遊するDNA断片を分析することで、生まれてくる赤ちゃんが3つの染色体疾患(21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミー)かどうかがわかります。ただし、妊娠10週~13週6日の妊婦さんが対象です。

この検査は、赤ちゃんの染色体疾患を確定するものではありません。また、赤ちゃんの性別を調べるものでもありません。

NIPT外来について

NIPT外来は、令和6年1月17日から毎週水曜日の午後に行います。

診察は、1事前カウンセリング、2NIPT検査のための採血、3検査結果説明のための受診 の流れで、それぞれ別の日に行います。検査結果が陽性の場合は、連携している基幹施設へ紹介する場合があります。

すでに当院で診察を受けていて、検査を希望する妊婦さんは、産婦人科の医師へご相談ください。

現状では、以下の方のみ予約を受け付けています。

  • 原則として、当院で分娩を予定されている妊婦さん
  • 当院で妊婦健診を受けている方で、県外への里帰り分娩を予定している方
  • 他院で妊婦健診を受け、当院で里帰り分娩を予定している方

費用について

内容

費用(税込み)

事前カウンセリング 12,100円
検査 66,550円

NIPTの診察を受ける妊婦さんに守っていただくこと

  1. すでに産婦人科医の診察を受け、超音波検査により胎児の心拍が確認され、出産予定日が決定していること
  2. 遺伝カウンセリングに、原則、ご夫婦(もしくはパートナーと2人)で来院できること
  3. 下記のいずれかの条件を満たすこと
  • 高年齢の妊婦さん
  • 過去に21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーのお子さんを妊娠あるいは分娩したことがある妊婦さん
  • ご夫婦のいずれかが均衡型転座やロバートソン転座の保因者で、胎児が21トリソミーまたは13トリソミーとなる可能性が示唆される妊婦さん
  • 赤ちゃんが21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーをもつ可能性が示唆されている妊婦さん(胎児超音波検査や母体血清マーカー検査などで可能性の上昇を指摘されている場合)
  • 上記には該当しないが、不安が強く検査を希望されている妊婦さん


 

お問い合わせ

所属課室:産婦人科外来

電話番号:0545-52-1131(内線2059)