文字サイズ
標準
拡大
色合い
標準

ホーム > 部門紹介 > 診療技術部(薬剤科、臨床検査科、リハビリテーション科、中央放射線科、栄養科、臨床工学科、医療技術科) > 臨床検査科 > 病理検査

ここから本文です。

更新日:2021年3月16日

病理検査

病理検査

日本病理学会認定施設の証

手術や内視鏡によって採取された臓器や組織を1000分の数ミリの厚さに切り、組織を選択的に染色します。このようにして出来た組織標本を顕微鏡で観察し、病気の種類や原因について病理医が判断します。病理組織診断の結果を基に治療方針や手術の術式が決定される事が多く悪性腫瘍の診断には欠かせない重要な検査です。
当院は日本病理学会認定施設です。

 

病理組織標本の写真

細胞診検査

細胞診認定施設の証

取り扱う検体は喀痰、尿、などの剥離細胞検体や乳腺、甲状腺、リンパ節など病変部から直接針を刺して細胞を採取する穿刺吸引細胞検体があります。
身体のあらゆる部位が対象となります。スライドガラスに塗抹した標本を専門の細胞検査士が顕微鏡にて観察し、病理医と共に診断を行います。組織検査に比べ身体への負担が少ない検査です。

 

細胞診の顕微鏡像

術中迅速病理診断

術中患者さんから採取された組織に対して、十五分程度で病理診断を行う正確さと迅速性を要求される検査です。良悪性の鑑別や癌の広がり、リンパ節転移の有無を調べるために行われます。
診断結果により安全でありながら最小範囲の手術で悪性腫瘍を完全に摘出することが可能です。再手術を回避するために極めて重要な検査といえます。