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更新日:2022年5月31日

輸血検査

輸血室

輸血室の業務

輸血室の業務

輸血室の業務は4つあります。

  • 患者さんの血液型を決定する。
  • 輸血を必要とする患者さんに適合する血液製剤を選択する。
  • 自己血(手術中の出血に備えて自分の血液を採取保存しておく方法を保存式自己血輸血と言います)の採取・保存。
  • 輸血に関わる様々な安全管理。

輸血室の位置

輸血室の位置

輸血検査室は病院2階の中央検査室内にあります。3階の中央手術室と小型エレベーターで結ばれています。手術中に輸血が必要になった場合にも最短の時間で対応することができます。

輸血の安全管理

輸血に関わるミスは重大な副作用を招く可能性があります。当院では一貫した安全管理の元に輸血を行っています。(救命を優先しなければならない超緊急の場合を除きます。)

  • 輸血検査の依頼は全て電子カルテから受信します。
  • 輸血検査では採血管認証システムにより本人確認を実施した後に採血された検体を使用します。
  • 赤十字血液センターから供給される血液製剤および自己血は全てバーコードによって管理されます。
  • 検査には自動分析機を使用します。結果はネットワークを経由して送信するため、手入力による誤った登録を防止します。
  • 患者さんの元に届けられた血液製剤は電子カルテの患者認証システムを使用し確認を行った後、輸血が開始され、その情報が輸血室にも送信されます。
  • 平成30年4月より分析装置を更新し、自動分析による24時間対応が可能となりました。

輸血自動分析装置

輸血療法委員会の運営

輸血療法委員会は2カ月に1度開催される委員会です。議題の取りまとめや進行を輸血室が担当し、輸血に関連する様々な議題が検討されます。委員会が適切に機能し、安全管理と適正輸血が行き届いている医療機関だけに輸血管理料1.と適正使用加算の請求が認められています。当院はこの点数を請求する医療機関です。

外部査察の受け入れ

認定証

平成25年3月、日本輸血細胞治療学会が主催する外部査察(I&A)を受け入れました。第3者機関による査察を受けることでさらなる安全性を目指す取り組みです。査察員から高い評価を受け、国内で75番目の認定施設となりました。
平成29年9月には、更新査察を受け、認定期間が延長されました。