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更新日:2023年5月25日

診療情報管理室

診療情報管理室とは

診療情報管理室は、診療情報の記録・収集・保管・提供が適正に行われるよう管理すると共に、集約した診療情報を加工・分析し、診療現場からの様々なニーズに適した情報を提供すること、医師や看護師等医療職の書類などの診療に係る事務作業負担軽減を推進することで、医療の質の向上、病院経営の健全化に寄与する部門です。

目的

  • 質の高い安心・安全な医療提供体制のための情報収集
  • 院長の経営的戦略のための情報
  • 医療職のタスクシフティング体制の構築

組織

診療情報管理室は、病院長直属の組織として構成され、室長(医師)、副室長(看護師)の元、中央病歴管理室とメディカルクラークの2つのチームに分かれています。

診療情報管理室の組織図

中央病歴管理室

中央病歴管理室は、診療情報管理士を中心に、患者の病歴情報、国の政策である癌の情報、医療研究のための手術情報などを集め、医療の質向上や病院を運営するための情報を提供しています。
また、DPCに関するコーディング、調査業務、カルテの質を管理するためのカルテ監査(質的、量的)、カルテ開示への対応等も行っております。

主な業務内容

  1. 病歴管理業務
    診療録受領・保管、退院時要約管理、病歴登録、病歴関連統計、診療記録の監査
  2. DPC業務
    コーディング業務、「DPC導入の影響評価に係る調査」業務、DPC分析業務
  3. 院内がん登録業務
    登録業務、院内がん登録情報の集計、院内がん登録情報の提供
  4. 情報提供業務
    第三者機関からの法令に基づく照会事項への対応、カルテ開示への対応

メディカルクラーク(医師事務作業補助者)

メディカルクラークは、チームが分かれて活動しています。外来、病棟、書類、レジストリ、入院前支援と院内の様々な場所に配置され、カルテへの記録、書類の作成、紹介状や診療計画書等の代行作成、医師に代わり検査の説明、手術室等で使った薬や指示の入力や、研究用手術の情報登録などを行っています。

主な業務内容

  1. 診療録等の代行入力
    カルテ記載補助業務、診察や検査の予約、カンファレンス・回診の記録・オーダなどの入院業務の補助、入院時指示
  2. 書類の下書き・仮作成
    診断書作成補助業務、書類・診断書・入退院サマリの作成、意見書・申請書および行政書類の下書き
  3. 検査等医学的行為に関する説明、各種書類の説明・同意書の受領
    検査(CT、MRI、RI等)前の同意書の取得・副作用説明・問診、検査手順の説明業務
  4. 診察前の予診や入院オリエンテーションなどの説明及び同意書の受領
    患者への問診、病歴(予診)聴取、入院の説明・同意書の取得
  5. その他、診療に付随する事務的業務
    診療データ入力・抽出、NCD等症例登録、研究用各種統計資料の作成、カンファレンスの準備業務、各種会議、学会等のための資料作成準備業務

診療情報管理室を担う専門職

診療情報管理室では、診療情報管理士と医療専門職支援人材であるメディカルクラーク(医師事務作業補助者)、診療記録管理者(事務補助)が配置されています。
専門職として、キャリアラダーの設定や、毎月の勉強会を行いスキル向上に努めています。

診療情報管理士・メディカルクラーク募集

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