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更新日:2024年5月27日
二次救急を担う地域の基幹病院であることから、救急外来を含めた多様な症例の経験が可能です。
研修プログラムは十分なヒアリングを行った上で、将来の進路も考慮しながら研修医一人ひとりの希望を最大限とり入れたオーダーメイドなプログラムです。
医師としての責任感と使命感を育み、さまざまな要請に適切に応えることができる判断力を養い、日常診療で頻繁に遭遇する外傷や疾病に適切に対応できる医師としての専門能力を身につけることを目標とする。
基幹型病院 |
富士市立中央病院 |
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協力型病院 |
公益財団法人復康会 鷹岡病院 |
協力施設 |
医療法人社団秀峰会 川村病院 医療法人社団あしたば会 富士在宅診療所
静岡県富士健康福祉センター 富士保健所 医療法人財団百葉の会 湖山リハビリテーション病院 |
富士市立中央病院 臨床研修プログラム(030373107)
1.1年次当初にオリエンテーションとして医療安全管理体制、院内規定、施設設備の概要と利用法、
文献と病歴検索法、健康保険制度、医事法規、看護業務、厚生制度等一連のレクチャーを受講する。
2.必修科目として内科(6か月)、外科(2か月)、産婦人科(1か月)、小児科(1か月)、精神科(1
か月)、救急科部門(3か月・うち麻酔科1か月)とする。
3.原則として救急医療は、救急対応の頻度が多い内科、循環器科、外科、小児科、産婦人科のいずれ
かに籍を置き、日中の救急及び当直研修は指導医の指導とともに行なう。
4.外来研修は内科、外科、小児科、地域医療において行なう。
5.麻酔科における研修期間は1か月を上限とし、救急の研修期間とすることができる。
6.地域医療、精神科は原則として2年目にローテーションする。
7.選択期間については、必修科目に加え、心臓血管外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線画像診断科、放射線治療科、病理診断科、感染症内科の各科目及び保健・医療行政のいずれかを選択することができる。
8.選択科目の研修期間及び研修科目は1か月単位で9科目まで選択することができる。
9.地域医療の分野を選択する場合原則として2か月以内、保健・医療行政の分野を選択する場合は1か月までとする。
10.人材育成センターにより、スキルアップ勉強会(月1回)、症例検討会(2か月に1回)、救急医学セミナー(2か月に1回)、院内CPC(原則年4回)、JMECC(臨床研修2年目以降の希望者)、JPTEC(希望者)、ICLS(希望者)が運営される。
11.その他学会参加・勉強会等はローテーション中の診療科に任されている。
12.1年目、2年目の臨床研修のアウトカムは基本的能力評価試験(GM-ITE)で自己評価できる。(開催日程・会場は人材育成センターが用意)
25の診療科で大学から派遣された経験豊富な指導医が常勤し、数多くの手技を体験することができます。
何より指導熱心な上級医が、他科に研修に出ていても参考となる症例があると声をかけ、勉強の機会を与えてくれる風土があります。