看護採用 > 本音で語る先輩の声 (※ このインタビューは平成28年度中に行ったものです) > 先輩ナースの1日(日勤ナース)
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更新日:2020年1月17日
前手 香織
まえで かおり
看護師歴:14年、富士市出身
早産や呼吸障害など様々な疾患で入院した新生児のケア、全身状態の観察と呼吸器や胃液の管理を行っています。沐浴や清拭などの清潔ケアや3時間おきの授乳を指導しています。両親面会時には直接育児指導を行います。また、新生児のストレスを軽減し、成長発達を促すケアを行っています。
出勤したらまずカルテから情報収集をします。朝までの子どもの状態と先生からの指示を確認し、日勤の場合は全体の申し送りをします。申し送りが午前8時15分からで、30分には申し送りが終わりますので、次に沐浴や、保育器に入っているお風呂に入れない子の全身清拭をします。終わるまで大体1時間ほどかかります。
日勤帯の職員数は子どもの数によって調整していますが、土日は3人でやることが多く、忙しいときは5,6人で対応することもあります。午前9時30分頃からは哺乳して、10時にバイタルサインのチェックを行います。正午になるとオムツ交換して、12時30分に哺乳。休憩は11時からか12時からで分かれます。午後1時から午後4時まではご両親の面会時間になるので、その間に面会があれば対応します。点滴は適宜交換していますが、午後1時には点滴のチェックをしています。午後2時になると、検温やバイタルサインのチェック。午後3時からは両親にオムツの代え方や授乳の指導を行います。それに合わせて午後3時30分から哺乳。これは両親にやってもらっています。哺乳は3時間おきを目安にしています。午後4時頃からは面会が終了しますので、終業点検や記録を書きます。午後5時には結構帰れていますが、忙しいと残業することもあります。
地域の基幹病院で働きたいと考えていたので、市内で通勤時間も短いし、中央病院を選びました。
入った当時は仕事を覚えることに必死でしたが、先輩方が親切に教えてくれました。
育休が終わり復帰したと同時に今のところに配属となりました。希望はしていませんでしたが、今とても楽しいです。
ひとりの患者さんに対して、必要な他職種が関わることで、よい医療が受けられ不安なく退院できる体制が整っています。チーム医療という印象です。また、休みも不定期ですが確実にとれます。
赤ちゃんと日々関わる中で、呼吸器のチューブ類を取ることができたときや、ミルクが飲めるようになったとか、状態が回復して成長する過程にやりがいを感じます。特に、元気に退院していく姿を見ると嬉しいなと思います。
自分自身に子どもが(4歳、6歳)いるので仕事と育児の両立が大変です。
個人の習熟度にあわせた研修や勉強会が企画されていて教育環境が整っていると思います。新人にはプリセプターや教育委員が密に関わることで、スタッフ全員でサポートする体制が整っています。
家事育児や休息にあてています。映画鑑賞などもします。
働きやすい環境だと思いますので一緒に頑張りましょう。