看護採用 > 本音で語る先輩の声 (※ このインタビューは平成28年度中に行ったものです) > ママさんナース
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更新日:2020年1月17日
重症患者さんの対応、集中治療における看護を提供しています。職場は緊迫した状態ではありますがチームで連携して和やかな雰囲気づくりを心掛けるようにしています。
専門学校を卒業してから東京の急性期病院で3年間勤めていました。そのままそこで働こうとも思いましたが、母の具合が悪くなったことで富士市に戻ってきました。その後、すぐに働きたいと思い友人の紹介で市内の病院に勤務することになりました。そこは療養型だったのですが、急性期で働きたいと考え、富士市立中央病院で働くことになりました。急性期の看護が自分には合っていると感じます。
ICUに配属されたことで、自分が看護する上で今まで全然出来ていないところが見出せたり、苦手分野を克服できたりしたので、今後も突き詰めていきたいと思います。看護と医療の超急性期での自分の立ち位置を誤らないようにしたいです。もう少し奥深くまで勉強して、下の職員もしっかり教育できるように成長したいという想いが強くなってきました。エキスパートナースを目指したいです。
どうしても帰りが遅くなってしまうときは、こども育園へお迎えに行けないため、夫に協力をお願いしています。夕飯の支度についても、なるべく自分がやっていますが、日勤帯だと(子どもに)ご飯を食べさせ終わったあとの帰宅になります。どういう風に食べていたか、何を食べて何を残したかが分からないため、栄養面での心配があります。
育児だけに専念していたとしたら、少ない知識の中でしか育てられません。こども園の先生や入所している同級生の子のお母さんですとか、色々な刺激を与えてもらっています。子ども自身が色々な人に優しくされたり怒られたりして成長しています。結果的にですが、自分が仕事をしていることで、その間にそういった刺激を受けることができました。子どもも「こども園に入ることがお仕事。ママが頑張ってるから自分たちも頑張る。」と快く送り出してくれている感じが最近出ていて、成長していると感じます。自分を見てくれているんだなと、頑張ろうという気持ちになります。
勉強会が17時過ぎだと、子どもを育てている身としては大変。参加が必須とされているものはなるべく出ていますが、それ以外の場合、興味があっても出ることができません。そういうときに、子どものお迎えに行ってもらって、病院で預かってくれるところあれば嬉しいです。研修会や勉強会が開催されるたびに、託児があれば助かるといつも思います。
ママさんナースとして、子どもを育てながら看護師として勉強していくのは、なかなか時間が作れない現状があります。私の場合は結婚したと同時にICUに配属されました。子どもが産まれてなかったから勉強する時間があったのですが、育児と仕事、勉強を同時にこなすのは厳しいと思います。
その一方で、特殊な病棟やオペルーム、ICU、救急外来などは今まで病棟で働いてきた部分が活用されないというか、応用が利かないところなので、殆どゼロからの勉強になるため、自分で勉強する必要があります。
中央病院での入職を希望された方は色々勉強しなくてはならないし、人間関係に悩むこともあると思います。現場で働く上で学ばなくてはならないこともあり、レポートも沢山あるので押しつぶされそうになったり、辞めたいと思ったりする時期があるかもしれませんが、そこを乗り越え、10年先を見据えて、10年経ったときに成長している自分を目指して頑張ってもらえればと思います。