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早期の退院・転院調整を目指しています
早期の退院・転院調整を目指しています
- 当院は高度で専門的な治療や手術を行う「高度急性期・急性期病院」であり、入院治療を必要とする救急患者を24時間365日受け入れる「二次救急医療機関」です。
- このため、急性期を脱した患者さんの早期退院・転院を目指しています。急性期とは症状が急に現れ、刻々と変化し、生命の危険性が高い時期のことです。
- 早期の退院・転院を目指すことで以下の効果が期待できます。
1.患者さんのQOL(生活の質)を維持すること。
2.高度な医療を必要とする急性期患者さんの受け皿(病床)を確保すること。
3.救急受入体制を確保すること。
- 患者さん、ご家族と共に、医師、看護師及び退院調整部門で連携して、適切な退院・転院日及び退院・転院先を調整していきます。
- 当然のことながら、急性期医療の提供が必要な患者さんを無理に退院・転院させることはありませんので、ご安心ください。
どうして転院が必要なの?完治するまで中央病院で診てもらいたい。
- 当院は発症直後の患者さんに対し、状態の早期安定化に向けた医療を提供する高度急性期・急性期病院だからです。疾患によって患者さんの入院期間に差はありますが、当院の平均在院日数は約12日です。
- ひとくちに病院と言っても、機能に違いがあります。当院のような病院のほかに急性期を脱した患者さんへの在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する回復期病院、長期にわたり療養が必要な患者さんが入院する慢性期病院があります。各病院は機能に適した技能を持った職員や機器を配備しています。
- 患者さんが、病状に合った病院に転院することは、適切な医療を受けるために大切なことです。
- そして市民の皆様に一番気にかけていただきたいことは、病院のベットには限りがあるということです。もし救急車を呼んだ時に受け入れる病院のベットがすべて埋まっていたら、救急車に乗っている患者さんは行くところがなく、必要な治療をすぐに受けられず、命に関わることにもなりかねません。
- 適切な転院にご協力いただくことで、より多くの患者さんに治療を提供することが可能となります。そのために入院後早い段階で転院や退院の調整をさせていただきますので、ご理解とご協力を何卒お願いいたします。