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更新日:2024年6月4日
5A病棟は耳鼻咽喉科・歯科口腔外科・外科の混合病棟で、日々幅広い看護ケアを実践しています。手術を受ける患者さんの多くは術前からクリニカルパスを利用しスケジュール等をわかりやすく説明しています。手術後は早期離床に努めながら、創部のケア、食事や腹部症状等に対して注意深く観察し異常の早期発見に努めています。患者さんがより安心した退院後の生活が送れるよう、医師と連携しチームで医療が提供できるように取り組んでいます。また、人工肛門の管理や創部のケアは皮膚排泄認定看護師と連携を図り、自己管理ができるよう指導しています。
多職種と連携し、患者さんとその家族に対して身体的・心理的な痛みが和らぎ、安心した生活が送れるよう医師・看護師・退院調整看護師・リハビリテーション科・メディカルソーシャルワーカーなどと連携しカンファレンスを充実させ、患者さんが退院後の生活を安心して送ることができるようにしています。
毎週、医師・看護師・退院調整看護師・リハビリテーション科・メディカルソーシャルワーカーと共に退院調整カンファレンスを実施しています。治療方針を確認しながら各専門性のある職種がディスカッションを行い、患者さんにとってよりよい退院後の生活を考え、方向性を統一できるようにしています。リハビリの必要な患者さんには、術前よりリハビリを導入し術後1日目から離床を開始できるよう準備を行い、せん妄予防、筋力低下の予防に努め離床を勧めて術後合併症予防を行っています。
がん化学療法認定看護師、緩和ケア認定看護師、薬剤師と連携し治療に対する思いを確認しながらカンファレンスを行い情報共有しています。治療後の副作用対応について、認定看護師や薬剤師と情報を共有し安心して療養生活が送れるよう外来へも連携をとり看護の継続を行っています。