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更新日:2024年5月29日

輸血検査

輸血室

輸血室の業務

輸血室の業務

輸血室では、主に4つの業務を行っています。

  • 患者さんの血液型を決定する。
  • 輸血を必要とする患者さんに適合する血液製剤を選択する。
  • 自己血(手術中の出血に備えて自分の血液を採取保存しておく方法を保存式自己血輸血と言います)の採取・保存。
  • 輸血に関わる様々な安全管理。

輸血の安全管理

当院では厚生労働省より出された指針・ガイドラインに基づき一貫したガイドラインの元に輸血を行っています。
輸血室では日本赤十字血液センターより供給される血液製剤、院内で採取された自己血、アルブミン製剤を保管しており、全て輸血システムによるバーコード管理を行っています。
検査には自動分析装置を使用し、結果はネットワークを経由して送信されるため、手入力による誤った登録を防止しています。
患者さんの元に届けられた血液製剤は電子カルテの患者認証システムを使用し確認後、輸血が開始されます。輸血終了までの情報が輸血システムに送信され記録されています。
また、安全管理と適正輸血が行われているかチェックするため、2ヶ月に1度輸血療法委員会が開催されます。病院内の輸血療法に関する様々な議題が検討されます。

輸血自動分析装置

輸血の安全性を高める取り組み

認定書

平成25年3月、日本輸血細胞治療学会が主催する外部査察(I&A)を受け入れました。第3者機関による査察を受けることでさらなる安全性を目指す取り組みです。査察員から高い評価を受け、国内で75番目の認定施設となりました。
令和4年11月には、更新査察を受け、認定期間が延長されました。