文字サイズ
標準
拡大
色合い
標準

ホーム > 臨床研修センター > 各科紹介 > 内科

ここから本文です。

更新日:2024年5月27日

内科

責任者

職名

診療参事

副院長 副部長 部長 部長 部長

氏名

笠井 健司

藤井 常宏 廣津 貴夫 木村 哲夫 金井 友哉 河野 優

出身大学

慈恵医大

弘前大学 慈恵医大 慈恵医大 北里大学 慈恵医大

卒年

昭和56年

昭和59年 平成23年 平成3年 平成21年 平成9年

担当

腎臓内科

血液内科 糖尿病・内分泌 呼吸器内科 消化器内科 脳神経内科

 

診療・研究

  1. 当院は市内唯一の総合病院としてあらゆる疾患に対応しています。
  2. 内科は消化器、呼吸器、腎臓、糖尿病・内分泌、血液、神経の7分野で専門的な診療を行っています。
  3. 後期研修医をはじめ若い医師が多く勤務しており、初診外来、救急外来、当直業務を通して内科全領域の診療経験を積んでいます。
  4. 後期研修医をはじめ若い医師は志望する分野(サブスペシャリティー)について専門医からの指導受け、研鑽を積むことができる体制をとっています。
  5. 大学との連携により、高い医療水準が維持できる体制になっています。
  6. 医師会、市内外の医療機関との医療連携が円滑であり、疾患に特化した医療連携ネットワークが稼働し始めています。

研修目標

  1. 良好な医師・患者関係を築くことができる。
  2. 他職種の役割を理解し、チーム医療を実践できる。
  3. 医師としての基本的な診療態度、知識、技術を身につける。
  4. 現場の要請に応えられる問題対応能力を身につける。
  5. 生涯学び続ける習慣を身につける。

研修内容

  1. 当院の研修プログラムでは、はじめの内科研修4か月で医師としての基本的な診療態度、知識、技術を身につけます。
  2. はじめの内科研修4か月では2か月ごとに2分野をローテーションしますが、希望者は必修科目、選択必修科目終了後に改めて内科を選択し研修することができます。
  3. 内科カンファレンスで内科各分野のレクチャーを受けるほか、初期・後期研修医合同のスキルアップ研修を受けることができます。
  4. ローテーションする分野ごとに、一研修医に一指導医がついて指導する体制をとっており、達成度に応じて柔軟な対応が可能です。
  5. 内科は7分野の医師が連携して診療、指導にあたっているので、どの分野で研修していてもすべての分野の上級医からも指導を受けることができます。
  6. 年2回開催される合同研修会で、静岡県東部の他の病院の初期臨床研修と一緒に講義、実技トレーニングを受けることができます。
  7. 臨床研修の達成度はEPOC(エポック)で評価します。

応援メッセージ

糖尿病・内分泌・血液内科(糖尿病・内分泌)

平成27年7月より日本糖尿病学会糖尿病専門医のもと、糖尿病認定施設としての研修ができます。糖尿病では血糖治療薬(インシュリンの導入、血糖降下薬)のみならず、最新の機器を用いてのCGM(持続血糖測定器)、インシュリン持続注射等での良質な血糖管理方法を習得できます。

また、各種内分泌疾患の診断と治療が習得できます。特に、超肥満患者に対しては、糖尿病、脂質、体重の減量を行った後に、外科と連携して減量手術を行っています。

糖尿病・内分泌・血液内科(血液)

日本血液学会血液専門医のもと、悪性血液疾患(急性白血病、悪性リンパ腫、慢性白血病、骨髄線維症等)や良性血液疾患(特発性血小板減少性紫斑病、多血症、血栓性血小板減少性紫斑病、血友病、原発性免疫不全症等)の診断、治療が習得できます。静岡県の東部地域では無菌室を有している施設は少なく、当院では無菌室を3床有しており、急性白血病等の治療を行っています。

腎臓内科

腎臓内科では慢性腎臓病(CKD)や急性腎障がい(AKI)を中心に様々な腎臓病、高血圧症、電解質失調の診療に当たっています。2002年慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され、現在ではグローバルにCKD診療が標準化されています。富士市では地域をあげてCKDの早期診断・治療の体制がとられ、腎臓病の紹介が増えています。また、地域の透析患者さんの合併症・併発症の診療も一手に引き受けているため、多くの臨床研修を積むことができます。たくさんの初期・後期研修医の皆さんをお待ちしています。

呼吸器内科

  • 動脈血の採血
  • 胸水穿刺・トロッカーカテーテルの挿入
  • 気管支内視鏡検査

等の手技の習得ができます。

消化器内科

急性期、慢性期を問わず消化器領域(消化管・肝臓・胆膵)の疾患を幅広く経験することができます。指導医とともに様々な症候、疾患に対する初期評価を行い、検査計画を立て、実施してもらいます。そこから得られた採血結果の評価、腹部単純X線、内視鏡、消化管造影、血管造影、腹部超音波、CT、MRI、ERCPなどの各種画像診断の読影を行い、診断能力を身につけることを目標とします。さらに治療計画を立て、内科領域の治療の実践ないし、外科への橋渡しができるように指導します。

脳神経内科

神経内科疾患は、どちらかと言えば、「神経解剖が難しい」「診断しても治らない」と敬遠されがちです。しかし、「脳の時代」と言われる現在においても、難病のため、困っておられる患者さんが多いのも事実です。神経診察方法をしっかり勉強することこそが、患者さん救済の第一歩になります。共にがんばりましょう。