ここから本文です。
更新日:2020年1月22日
X線を使って体を輪切りにした画像を撮影する検査です。痛みなどはありませんが、撮影するときは呼吸を止めたり体を動かさないようにする必要があります。さらに詳しく調べるために造影剤を使用することがあります。
当院では、Philips社製 Brilliance iCTとSIMENS社製 SOMATOM Definition AS+の2台が導入されています。
Philips社製 Brilliance iCT
128列マルチディテクターを採用しており、高速のガントリー回転速度(0.27sec/回転)を有するCTです。数秒で全身の撮影が可能となり、動きを止めることができない心臓の冠動脈血管内腔や冠動脈壁等も鮮明に描出され、検査時間も短縮されます。さらに、iDose4という画像再構成システムにより従来の検査に比べて大幅な被ばく線量の低減が可能となります。
SIMENS社製 SOMATOM Definition AS+
64列マルチディテクターを搭載したCTです。金属アーチファクト低減ソフトウェア(iMAR)や高い検出効率の検出器素子(UFC)などの搭載により、従来よりもより早く、より綺麗に、なおかつ低被ばくでの画像提供が可能となります。日常診療から救急医療における緊急CT検査まで幅広い検査を行います。