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ホーム > 部門紹介 > 診療技術部(薬剤科、臨床検査科、リハビリテーション科、中央放射線科、栄養科、臨床工学科、医療技術科) > 中央放射線科 > 放射線治療

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更新日:2025年10月16日

放射線治療

放射線治療は、放射線を用いて病気の治療を行います。
一般的な検査で使用する放射線よりも高いエネルギーの放射線をあてることにより、病気の細胞を死滅させていきます。
放射線治療には、大きく分けて体の外から放射線をあてる“外部照射”と、体の中に放射性物質を入れて治療する“内部照射”がありますが、当院では外部照射による放射線治療を行っています。

放射線治療装置について

令和7年11月に放射線治療装置を更新しました。

保有機器

  • 放射線治療装置 TrueBeam(バリアン社製)
  • 放射線治療計画用CT Aquilion Exceed LB(キャノンメディカル社製)
  • 体表面モニタリングシステム IDENTIFY(バリアン社製)
  • 呼吸同期システム RGSG(バリアン社製)
  • 放射線治療計画装置 Eclipse(バリアン社製)
  • 放射線治療計画装置 RayStation(レイサーチ社製)

放射線治療装置 TrueBeam

より正確で効率の良い治療を行うため最新の放射線治療装置を導入しました。この装置はバリアン社が開発した最新型の放射線治療装置で、高精度な治療を短時間で行うことができる次世代の放射線治療システムです。

放射線治療装置TrueBeam

体表面モニタリングシステム IDENTIFY

IDENTIFYは、体表面画像誘導放射線治療(surface-image guided radiation therapy:SGRT)を実現するシステムであり、放射線治療時のセットアップのサポートおよび治療中の患者体表のモニタリングや呼吸管理について、ミリ単位での監視がほぼリアルタイムに行えるようになったシステムです。

装置の品質管理

放射線を出す装置や位置合わせ装置、治療計画を立てるためのCTや治療計画装置など、連携して動くさまざまな装置がいつでも正確に動くように、定期的に確認・調整を行っています。
また、機器の線量の正確さを保つため、国家基準に基づいた「定期校正」や第三者機関による「線量測定」を定期的に実施しております。