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更新日:2019年1月17日

中央放射線科

中央放射線科では、様々な検査や治療などを行います。X線単純撮影を始め、CT検査、MRI検査、超音波検査、乳房撮影、X線テレビ撮影、血管撮影、核医学検査、放射線治療、骨塩定量、結石破砕などが主な内容です。これらのうち、放射線を利用するものはX線単純撮影、CT検査、乳房撮影、X線テレビ撮影、血管撮影、核医学検査、放射線治療、骨塩定量で、MRI検査、超音波検査では放射線を利用しません。

放射線について

X線写真

当院で利用している放射線はX線、γ線、電子線です。これらのうち、最もよく利用している放射線がX線です。X線には、物質を透過する性質があります。しかし、物質によって透過しやすいものと透過しにくいものがあり、人間の体においても、X線の透過しやすさは部位や体格によって異なります。例えば、骨はX線を透過しにくく、空気はX線を透過しやすいです。胸部X線写真を例に挙げてみます。
ご覧のように、色の濃い部分と薄い部分とがあります。この写真では、体を透過したX線の量が多い所ほど濃い色で表示しているため、空気を多く含む肺は濃い色で表され、透過したX線の量が少ない骨や心臓などは白い色で表されています。
放射線というと”怖い”というイメージを抱く方もいるかもしれませんが、病院で利用する放射線は安全に管理された放射線であり、適正な範囲での利用であれば影響は少ないと考えられています。