結石破砕治療
体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)
平成31年1月に体外式衝撃波結石破砕装置(ストルツメディカル社SLC-F2 connect)を導入しました。この装置は、治療ヘッド(衝撃波発生装置)から発生させた衝撃波を一点に集束させて、腎や尿管の結石を破砕する装置です。
装置の特徴
- 治療ヘッドの改良により、体の大きな患者さんも治療できるようになり、治療中の疼痛が少なくなりました。
- インライン方式(X線画像の撮影方向と、衝撃波の発生方向が一致する方式)の採用により、画像で確認している範囲以外の他の臓器や筋肉を傷つけることが少なくなりました。
- フラットパネルディテクター(生体を透過したX線からデジタル画像を得る検出器)の搭載により、以前より広い範囲を確認でき画質も向上したため、前回の治療で結石が移動した場合などでも確認が容易で円滑に治療ができるようになりました。