ここから本文です。
更新日:2026年1月23日
当院心臓血管外科は1996年4月の開設以来、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心筋梗塞合併症)、弁膜症、大動脈疾患(胸部から腹部)、末梢血管疾患(慢性閉塞性動脈硬化症、動脈血栓症)に代表される成人疾患を一貫して扱っています(先天性心疾患は、心房中隔欠損症のみ手術を行っています)。総合病院である特徴を活かし、循環器以外の合併症(糖尿病や腎不全等)を持つ患者さんに関しては他科と連携をとり、バランスのとれた外科治療を心掛けています。特に循環器内科とは同一の病棟・外来、共同の当直を通じて、術前から術後にわたり内科・外科の垣根を越えた治療を行っています。2025年4月よりチームを再編成し、これまでの2名から4名体制に増員となりました。地方医療の崩壊が叫ばれているなか、こうしてスタッフが充実することは極めて稀です。
温暖で過ごしやすい静岡県の気候であっても、昨今の急激な高齢化の影響で心臓や血管の病気を抱える患者数は年々増加しており、決して他人事ではない病気になってきたことは間違いありません。当科は心臓や大血管の手術が主体となりますが、皮膚を切開しない血管内治療に関しても準備中です。またスタッフの増員にともない、心血管疾患の緊急手術に対しては24時間で対応することが可能となったため、当院医療圏内の疾患については可能な限り当院で治療を行うように努めています。また、80才代のご高齢の患者さんでも認知症がなく栄養状態が良好であれば、手術を行うことで狭心症や心不全症状に悩まされない生活を送っていただく手助けができると考えています。
心臓手術は、麻酔科医師、看護師、人工心肺を担当する臨床工学士、薬剤師、栄養科、リハビリテーション科、事務系など多職種の連携がなければ成り立ちません。当科では術前に綿密なカンファレンスを行い、また術後も頻回に治療方針を打ち合わせることによって、患者さんに対して各部署が共通の認識と目標を持って医療を提供できるよう心掛けております。
患者さんから温かいお言葉をいただきました。その一部を紹介します。
地域の心臓大血管領域の患者さんを救うため、これからも研鑽を重ね、スタッフ一同力を合わせ、いつでも対応可能な心臓血管外科を目指してまいります。
医師が明るくて、相談しやすく信頼できると感じた。手術は、納得して任せられると思い、自分で決めて行った。
その人にもよるが、そのままではどうなっていたかわからない。もしかしたら、倒れていたかもしれない。これからのことを考えると手術をやってよかったと思う。
今後の活躍を期待します。
便秘で腹痛があり、近医を受診したら中央病院に紹介された。外来受診時に、血管が裂けていると言われて緊急手術を勧められた。手術をやるなら早い方がいいと思ってお願いした。痛みの原因がわかってよかった思うけれど、中央病院への紹介状をもっと早く書いてもらっていればよかったと思う。手術をした方がよいと医師が素早く判断してくれて本当に助かった。
手術を迷っている人がいたら、即判断してくれる医師がいるので、相談した方がいいと思う。
新聞を読み富士市立中央病院で手術ができることを知り外来受診した。外来で手術を勧められたが、自分は元気だし手術はしなくても大丈夫だろうと思い受け入れられなかった。しかし、医師からわかりやすく説明してもらい、信頼できると思った。手術は、自分が元気なうちに受けた方がいいと思い、やってもらおうと決めた。医師に会わなければ、きっと手術は受けなかったと思う。本当に出会えてよかった。
手術を受けて、経過も良く、皆に「経過が早いね」と言われた。自分でも経過が良いと実感している。医師が話してくれた予定通り順調に進んでよかった。
医師と看護師との雰囲気も良く、安心できると思った。ここのスタッフは、信頼できるから他の人にも勧められる。
遠くの病院で手術を受けなくてすんでよかった。
専門分野
資格
所属学会
専門分野
資格
所属学会
専門分野
所属学会
専門分野
資格
所属学会
|
延入院患者数 |
延外来患者数 |
手術件数 |
救急患者数 |
|
|---|---|---|---|---|
| 令和5年度 |
11,153人 |
10,862人 |
88件 |
874人 |
| 令和4年度 |
9,783人 |
11,864人 |
102件 |
842人 |
|
令和3年度 |
10,646人 |
11,496人 |
94件 |
933人 |
上記表は、循環器内科との合計数です。