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更新日:2025年6月1日
リウマチ・膠原病内科では、リウマチ性疾患を中心に診療を行っています。「リウマチ」という言葉はギリシャ語のRheumaを語源とし、日本語で「流れ」を意味します。古代ギリシャでは「脳から流れ出した悪い液体が関節に溜まり、痛みを引き起こす」と考えられていたのです。このような背景から関節や筋肉に痛みやこわばりが起こる病気をリウマチ性疾患と呼んでいます。また、リウマチ性疾患には自分のからだを外敵から守るシステム(免疫)に異常が起きて、自分自身のからだ(自己)を攻撃してしまう「自己免疫疾患」も含まれます。対象疾患は関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、多発性筋炎、血管炎症候群、強皮症などです。これらの病気は関節や筋肉以外の臓器(皮膚、肺や腎臓など)にも病気を来すことがあるため、他診療科と連携を取りながら総合的に病気を把握し、診断・治療を進めていきます。
「リウマチ・膠原病内科」と「関節リウマチ専門外来」の2つの外来があります。どちらの外来も完全紹介予約制です。当院への受診をご希望される際、まずかかりつけの先生にご相談ください。
関節リウマチを含めたリウマチ性疾患全般の診察を行っています。特に、他診療科と連携が必要な患者さんを中心に診療を行っています。関節や筋肉などに痛みがあり、どこを受診してよいかわからない方は、まず「リウマチ・膠原病内科」にご相談ください(【わたしは、どっちの外来?】参照)。
関節リウマチ患者さんの機能維持・改善を目的とした専門外来です。下記の1.2.の方を中心に診療を行っています。薬物治療に加えて、非薬物療法や外科的治療を提供するため、診察室を整形外科外来に設けています。整形外科医との連携により、より幅広くかつ迅速に患者さんのニーズに対応することができます。
ご紹介いただく患者さんの受診先について判断が難しい場合は、まず「リウマチ・膠原病内科」宛にご紹介ください。診察のうえ、患者さんのご希望や症状を踏まえ、必要に応じて「関節リウマチ専門外来」へご案内いたします。
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