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更新日:2024年9月5日

脳神経内科

紹介

脳神経内科は、主にしびれ、力が入らない、めまい、頭痛など、様々な神経症状の原因が器質的な疾患であるかを検索し、治療していく診療科です。具体的には主に以下の疾患を担当しています。脳血管障害、脳炎・髄膜炎、認知症、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などの変性疾患、ギラン・バレー症候群などの末梢神経障害、てんかん、多発性硬化症、重症筋無力症、種々の筋疾患などを中心に神経内科全般の診療を担当しています。
特に急性期の脳血管障害に対しては、脳神経外科と協力し、24時間365日、救急対応を行っております。
神経内科の疾患は治療困難ないわゆる難病が多いなか、治療可能な病態の発見に努め、少しでも症状の改善が得られるよう各種治療を試みています。また、難病においてはその的確な診断、QOLに貢献できるような福祉サービスの紹介を心がけています。

在籍医師

  • 脳神経内科部長:河野 優(こうの ゆう)
    (専門分野)
    内科一般
    脳神経内科
    (資格)
    日本神経学会専門医、指導医
    日本内科学会専門医
    日本脳卒中学会専門医、指導医
    日本臨床神経生理学会認定医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)、指導医(脳波部門分野、筋電図・神経伝導分野)
    日本てんかん学会専門医
    (所属学会)
    日本内科学会
    日本神経学会
    日本脳卒中学会
    日本臨床神経生理学会
    日本てんかん学会
  • 医長:中川 裕亮(なかがわ ゆうすけ)
    (専門分野)
    脳神経内科
    (資格)
    日本内科学会認定医
    日本神経学会専門医
    日本頭痛学会専門医
    (所属学会)
    日本内科学会
    日本神経学会
    日本頭痛学会
    日本脳卒中学会
  • 医長:高橋 麻葵(たかはし まき)
    (専門分野)
    脳神経内科
    (資格)
    日本内科学会認定医
    (所属学会)
    日本内科学会
    日本神経学会
    日本脳卒中学会
  • 医長:幕 昂大(まく たかひろ)
    (専門分野)
    脳神経内科
    (資格)
    日本内科学会専門医
    (所属学会)
    日本内科学会
    日本神経学会
    日本脳卒中学会
    日本神経超音波学会

外来担当医表(内科)

実績

 

延入院患者数

延外来患者数

手術件数

救急患者数

令和4年度 61,501人 59,345人 62件 3,432人
令和3年度 64,057人 58,211人 86件 3,341人
令和2年度 59,694人 55,065人 81件 2,862人

※上記表は、内科全体の数です。

診療内容

アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」による治療について

当院では、アルツハイマー病による軽度認知障害または認知症の治療薬「レカネマブ(レケンビ®)」による治療を始めました。

 

レカネマブについてより詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

(厚生労働省)

 

※医療機関の方へ

レカネマブによる治療を希望される場合は、完全紹介予約枠制とさせていただきますので、申込みの際は、「レカネマブ FAX予約申込書」と「診療情報提供書」を併せて送っていただきますようお願い致します。

レカネマブFAX予約申込書はこちら(紹介患者予約受付のページに飛びます。)

その他

以下の検査を診断治療の補助に行っています。

  1. CT、MRI、エコー、血管撮影など:脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの画像診断
  2. SPECT:核医学の応用で脳の機能を評価する検査
  3. 電気生理検査:
    脳波
    神経伝導検査
    針筋電図
    誘発筋電図
  4. 末梢神経、筋生検:末梢神経障害や筋疾患において、神経や筋肉の一部を手術で摘出し病理診断を行っています。

治療に関しては、各種薬剤治療、脳梗塞の超急性期治療、リハビリテーションの指導、また眼瞼痙攣、片側顔面攣縮、痙性斜頚、上下肢痙縮に対してボツリヌス治療も行っております。